この度の新型コロナウイルス感染症の流行に対し、当院では、患者様が安心して受診していただけますよう、環境整備、職員の体調管理などを徹底し、下記のような対策を行っております。
発熱患者様への対応と診療体制の変更
当院は、高齢の患者様、糖尿病や慢性腎不全・心不全・呼吸器疾患などの基礎疾患をお持ちの患者様、癌患者様などが多数おられます。それらの患者様を新型コロナウイルス感染から守るため、細心の注意を払う必要があります。
そのため、発熱あるいは新型コロナウイルス感染を疑う症状のある患者様の診察時間は、
午前診では12時30分以降、午後診では18時30分以降とさせていただいております。
事前にお問い合わせの電話をいただいた場合は、上記の時間内で時間指定し来院するようお伝えさせていただきますが、事前のお問い合わせなく来院された場合は、一旦帰宅していただき上記時間内に再度来院していただくよう案内させていただいております。
なお、明らかに新型コロナウイルス感染を強く疑う症状のある患者様の場合は、診察をお断りさせていただくこともあります。その際は速やかに保健所に連絡し、PCR検査の実施・専門医療機関への受診等、保健所の指示に従ってください。
電話再診をご希望の患者様へ
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細心の注意を払っていても、やはり来院されると少なからず新型コロナウイルス感染のリスクはあります。
当院では、当面の間、病状の安定した慢性疾患の患者様においては、対面診察を電話再診に代えさせていただくことが可能です。ご希望の方は、当院まで電話でご連絡くださいますよう宜しくお願い申し上げます。なお、初診の患者様の電話診察は行っておりませんので、ご注意ください。
来院されてからの流れ
- 来院された患者様には、受付前に全員アルコールによる手指消毒とサーマルカメラによる体温測定を実施させていただいております。
- 患者様には全員マスクの着用をお願いしております。
万が一お忘れの方には、受付時に当院のものをお渡しさせていただきます。 - 受付には、飛沫感染予防のため、アクリル板を設置しております。
- 待合室では、3密(密閉、密集、密接)回避のため、2メートル以上間隔をあけてお座りください。
- 職員全員、ゴーグルあるいはフェイスシールド・マスク・ゴム手袋を装着し、感染予防に努めております。
- 待合室・診察室・処置室・患者様用トイレなどの院内フロアは、最低でも1時間毎にアルコール消毒を徹底しております。
また、接触面や医療機器、採血や点滴・処置にかかわる物品などは、患者様毎にこまめに消毒しております。 - 診察や処置の際も、可能な限りソーシャルディスタンスを保つよう対応しております。
- お会計の際はトレイを使用し、直接の手渡しによる接触を避けております。
- お気をつけてお帰り下さい。帰宅されたら必ず、手洗い・うがいの徹底をお願い致します。
アルコール消毒
サーマルカメラ・受付のアクリル板
換気、空気清浄対策
院内フロアは一定時間毎に十分な換気を行っています。
また、受付・待合室スペースには空気清浄器や低濃度オゾン発生装置を設置し、院内感染防止を図っています。
職員の感染予防策
職員には勤務開始前の検温とその日の体調の報告を義務付けており、
発熱あるいは体調不良の場合は当日の出勤停止はもちろん、新型コロナウイルス感染の疑いが少しでもある場合は、
PCR検査にて陰性を確認できるまでは出勤停止とするなど適切な対応をしております。
最後に
新型コロナウイルス感染症の動向は日々変化しますが、これからも適切な感染対策を講じ、患者様に安全な医療が提供できるよう、職員一同誠心誠意努めてまいります。
患者様にはご不便もおかけ致しますが、何卒ご理解とご協力のほど宜しくお願い申し上げます。